届かない想い~1
みなさん、こんにちは。
暑い日が続きますね。
今日は我が家のご近所のおじいちゃんのお話をブログに書こうと思います。
我が家のすぐ近くに独り暮らしのおじいちゃんのお家がありました。
とっても物知りで、好奇心旺盛で元気いっぱいのおじいちゃんでした。
でも・・・1年ほど前に、ちょっとしたきっかけで体調を崩して、急遽亡くなってしまい、
おじいちゃんのお家は空き家になってしまったのだと
私もしばらくしてから知ったのでした。
おじいちゃんにはお子さんがおりましたが、おじいちゃんの住む街から車で小一時間くらいのところに住んでいて、
この度、お家を取り壊すことにしたそうです。
ある日、片付け業者の人たちがやってきて、
次から次へとお家の中のものを外に運びだし始めました。
おじいちゃんの大きなお家の中からは
数日かかって本当にたくさんの物たちが、どんどん積まれていきました。
お家も取り壊すためか、何日も戸締りもすることもなく、
窓も全部開けっ放しで、カーテンが雨風に吹きさらされ、寂し気に揺れていました。
そんなお家の様子が私も気になって、
ある日、ちょっと視線をお家に向けたのでした。
すると・・・
そこには亡くなったおじいちゃんの姿がありました・・・。
私の存在に気付いたおじいちゃんは、
「わたしの物はそんなにガラクタばかりなのか?」
「子供達にわたしが、どんなにこの家を大事にしていたか、伝えたいのに・・・、もう伝えることはできないのだろうか?」
・・・と、訴えてきました。
そのおじいちゃんの想いを、
「いつかお子さんたちにお届けできる日が来るまで、私(涙奈)がいったんお預かりして良いですか?」
「はい。お願いします。」
と、おじいちゃんと私の中でお約束させていただきました。
いつの日かお子さん達に、おじいちゃんの想いをしっかりお届けできる日がくることを願っています。
そして、きっとその日がやってくることでしょう。
そのように感じている私です。
おじいちゃんのお話は、
まだもう少し、続きます。
(今日は長くなってしまったので、
また次回に続きを書かせていただきたいと思っています。)
LUNA★涙奈
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